非公式京都市広域避難場所割当マップ/Unofficial Assignment Map of Wide-Area Evacuation Shelters in Kyoto (2017/02/04).紹介/Introduction作者/Creators見方/Guide謝辞/Acknowledgement, Wiki

紹介:本マップは,大火災が起きたときにどこへ行ったらいいかを,研究で得られた割当を示すものです.有用となることを期待して公開していますが,非公式であることを理解した上でご利用ください.割当を求める際に,以下の条件を用いました.
(1) 避難場所は,京都市指定の「広域避難場所」(69箇所)を用いた.
(2) 同じ国勢調査区(≒学区,225個)の人は同じ避難場所に行くこと.
(3) 各避難場所の容量を超えないよう,移動距離の総和を最小にする.
「割当問題」という数理モデルで定式化し(全員避難する場合のLPファイル),ソルバーGurobiで解きました.2016/6追加:最寄りの広域避難場所が遠すぎる(概ね2km以上)の地域に関しては,人口の2割を基準に近くの避難所(京都市指定,424箇所)を手動で割当しました.

製作:H28年度京都大学ILASセミナー:グローバル問題解決学の受講生(五十音順,敬称略):東大地(工,前半のみ),井谷友海(工),梅垣建伍(医(人),前半のみ),竹下友佳子(法),二宮由紀子(法),速水陸(法),橋谷徹也(文),宮本涼太(工),および担当教員趙亮(総合生存学館)

見方:ピンは広域避難場所,円は国勢調査区(座標は数字で示す担当者が適当に選んだもの),星は避難所を表します.マウスをアイコンに合わせると詳細が表示されます.トップのボタンで避難者数が人口の10%, 20%, 100%に相当する三パターン,及び手動調整後の割当を見ることができます.

謝辞:Google Mapsと京都市が公開している避難場所マップH22年人口統計を使いました.さらに避難所の情報を京都市行財政局防災危機管理室より提供して頂きました.割当の計算には名古屋大学柳浦教授からアドバイスを頂きました.計算には数多くのフリーソフトやAC版のGurobiを利用しました.皆様に感謝します.